思いのほか不安定なブログ

テキトーなことを書いていきます.

3月後半の状況と小保方さんについて思うこと

最近結局ブログを更新できていないんだけど、まあ順調に勉強は進められているとおもう。15日にTOEICは、リスニングは前回よりも良かったはずでリーディングは多分同じくらいの出来だったと思う。いずれにせよ、これでしばらく院試と研究に集中できる。

 

ところで、今日家族と小保方さんの博士号を剥奪すべきかどうかという議論になった。小保方さんとは、言うまでもなくスタップ細胞問題を起こした小保方晴子氏のこと。家族内では博士号を「剥奪すべき」が3、「剥奪すべきでない」が1だった。僕は「剥奪すべき」のうちの1だった。

「剥奪すべきでない」という人の多くは、小保方さんが可愛そうだから、スタップ細胞はあるかもしれないから、そこまで大きな問題では無いから、といった種類の意見が多いと思っていたので、ちょっと「剥奪すべきでない」と言っている人に偏見を持っていた。けど「剥奪すぜきでない」という家族の主張はそれとは違うものだった。

 

その主張は

  • 早稲田大学内の人も、剥奪しなければ批判にさらされることはわかっている。
  • その上で、彼らが「剥奪に該当しない」という判断を下した。
  • その判断にはもちろん「この判断によって早稲田大学の博士号の価値が下がる」ことも含まれている。

というもので、妙に僕は納得させられてしまった。

 

こういう経緯で判断が下されていたとしたら、いったい僕らに何が言えるのだろう。もちろん、早稲田大学に対して失望する自由はある。早稲田大学出身の人も、自分の出身大学の博士号の価値が下がることに怒る自由はある。僕も個人的に博士号のあり方として、今回のような対応はまずいと思うし、早稲田大学はいつかこのツケを払うことになると思う。けど、それも早稲田大学の選択で、彼らがそのような大学になってもいいと考えているのだ。次に小保方さんのような人が出てきても、早稲田大学はその人をさばくことは出来ないが、それでも構わないという選択をしたのだ。それに対して、赤の他人である僕がが言えることはないのかもしれない。だとすればただ早稲田大学に失望するしかないなぁ、なんて思ってしまった。